以下、2010年9月10日 読売新聞より。
【諫早干拓、早期開門求め300隻が海上デモ】
国営諫早湾干拓事業(長崎県諫早市)で、潮受け堤防排水門の早期開門調査を求める佐賀、福岡、長崎、熊本4県の漁業者ら約1300人が10日、約300隻の漁船を出し、排水門前で海上デモを行った。
早期開門調査を巡っては、政府・与党の検討委が4月、「開門調査が適当」とする報告書を提出。
山田農相は判断を先送りしているが、農林水産省は来年度政府予算の概算要求に調査準備費として4億円を盛り込んだ。
こうした状況を踏まえ、佐賀県有明海漁協(川崎守組合長)が、山田農相に早期の調査開始を求めるデモを計画。
福岡県有明海漁連や熊本県漁連に参加を呼びかけた。
漁業者らは午前10時20分頃から、船上で山田農相あての要請文を読み上げ、「先送りするな」「宝の海を返せ」などとシュプレヒコールを繰り返した。
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