海苔の乾燥作業1

前回のブログでは、海で海苔を収穫する様子について書きました。

http://ariakesuisan.com/2011/01/25/%e3%81%a9%e3%81%86%e3%82%84%e3%81%a3%e3%81%a6%e6%b5%b7%e8%8b%94%e3%82%92%e5%8f%8e%e7%a9%ab%e3%81%97%e3%81%a6%e3%82%8b%e3%81%ae%ef%bc%9f/

海で収穫した海苔は船で持ち帰り、トラックで自宅兼工場まで運びます。

下の画像の右側が、海苔を入れるタンクを乗せたトラック。

トラックのタンクの中の海苔を、左側の海苔を溜めて撹拌(かくはん)するタンクへ移します。

三代目ぶれ海苔帖

撹拌タンクの中の海苔です。

三代目ぶれ海苔帖

撹拌タンクから、下の画像の機械を通します。

海苔の中に混じった異物を除去し、真水で洗浄し、ミンチにかけて海苔を細かく裁断します。

三代目ぶれ海苔帖

これがミンチで細かく裁断された海苔。

上の撹拌タンクの中の海苔と比べてみて、ペースト状になっているのがわかりますか?

そう、海苔ってミンチで細かく裁断しないとあの四角いシート状の形状にはならないんです。

三代目ぶれ海苔帖

それから、全自動の海苔乾燥機であのシート状に形成します。

ちょうど和紙を漉(す)くような感じです。

三代目ぶれ海苔帖

三代目ぶれ海苔帖

これが乾燥すると、いわゆる一般的な「海苔」が出来上がります。

ちなみに、これらの機械はほとんどの海苔生産者が持っています。

海苔生産者の仕事は、収穫した海苔を製品化するところまでです。

海苔の乾燥、製品化作業についてはまた次回のブログで。

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