昨日は、海苔漁師の友人の進水式でした。
有明海では「ふなおろし」とも呼ばれています。
新しく造った船を水面に浮かべ、初運転を行います。
船の上で神事を執り行い、お神酒がふるまわれました。
そして、船の上から船主が餅を投げます。
集まったギャラリーの半分は、その餅が目的です(笑
餅の中にはお金が入っていたり、商品の引換券が入っていたりします。
2袋だけしかゲットできませんでした(笑
漁師にとって、船とは仕事の道具であるだけでなく、特別な存在です。
現在、有明海の海苔養殖用の漁船の相場は、およそ3,000万円前後。
ただお披露目するだけではなく、盛大にお祝いします。
その日の夕方、他の海苔漁師さんと一緒にお祝いの席にお呼ばれしました。
ちなみに、うちも一昨年新しく船を造り、同じように進水式を行いました。
家一軒に相当する高い買い物ですし、進水式の準備など何かと大変ですが、やはり新しい船はいいです。
仕事の能率が上がるし、頑張ろうって思えます。
船は家とは違い、お金を生み出す資産でもあるので、その頑張りはちゃんと返ってきてくれます。
友人もきっと今まで以上に頑張ることでしょう。