海の仕事で必要なもののひとつ、潮汐表。
その年の月日に合わせて、旧暦、満潮の潮高と時間、干潮の潮高と時間、それに月の満ち欠けが表記されている表です。
潮見表ともいいます。
海に行く時期は、この潮汐表とにらめっこです。
潮の干潮満潮の差が仕事内容にも関わってくるからです。
新月と満月の日から2日後あたりが干満の差が大きく、半月から2日後あたりが干満の差が小さいです。
ちなみに、有明海は日本で一番干満の差がある海です。
最大でその差およそ6m。
一番潮が引く時は海の中に干潟が出ます。
そうそう、潮汐表を使うのは、漁師と釣り人と産婆さんだって話を聞いたことがあります。
海の潮の満ち引きは月の引力の影響ですが、産婆さんは潮の満ち引きを見ながら子どもを産ませるんだそうです。
自然もですが、人体も神秘的ですね。