網の仕事

GW、みなさんどうお過ごしでしたか?
私はGW中は海苔網の仕事をしていました。

 

海苔シーズン終盤に、海から撤去してきた海苔網。
この海苔網は、シートをかぶせて海苔を腐らせます。
腐らせないと海苔が落ちないからです。

 

 

先月、この海苔網を洗いました。
きれいに洗った後は、破れた箇所を繕います。

 

 

海苔網の手前にあるのは、「あぐり」という網を繕う道具。
たぶん、「網(あみ)を繰(く)る」から「あぐり」というんだと思います。

 

 

海苔網を繕う祖父。
とうに現役を引退したじいちゃんですが、網修繕はまだ現役です。
網の修繕はまだまだじいちゃんの方がうまいです。

 

網を繕った箇所。

 

 

繕い終えた海苔網は、専用の干し台に一枚ずつ広げていきます。
広げながら、修繕の見落としがないかチェックします。

 

 

この重ねた海苔網は、3枚で1セットにし(2枚や5枚にする場合もあります)、たたんで収納します。

 

この3枚1セットの網が、夏には30枚に重ねてこんなふうになり、

 

 

秋の種付けでこんなふうになり、

 

 

それから3週間ほどで3枚になり、

 

 

冷凍網作業、初収穫と続きます。

 

 

 

シーズンオフの今は、それまでの準備をぼちぼちやっていくわけです。

 

 

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