水害の爪痕

先日の、7月11日から14日に掛けて九州北部地域を襲った豪雨は、筑後地方にも大きな被害をもたらしました。
私が住む大川市はそれほど被害はなかったのですが、決壊した矢部川や沖端川に面した柳川市やみやま市は浸水した地区も多かったみたいです。
柳川とみやまは、全国一の海苔生産量を誇る有明海に面した、一大海苔生産地。
海苔養殖業者にも多大な被害がありました。

 

 

濁流と流木によって倒壊した、矢部川の漁業用クレーン。

 

 

決壊した矢部川では、流されたり転覆した船も数多くあったそうです。

 

他にも、浸水等の被害にあった海苔乾燥機が数十軒分、今シーズンに使う海苔の種の被害があった海苔漁家もたくさんいるみたいです。

 

海苔養殖は、9月からシーズンに入ります。
9月には海苔網を海に張るための支柱を立て始めます。
それまでに、海苔網の準備、支柱を立てるための準備をしておかなければなりません。
ひょっとしたら、今シーズンは生産が難しい、できない海苔漁家もいるかもしれません。。。

 

これから、正念場の夏が始まります。

 

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