風浪宮と海上安全、豊漁祈願

今日は、私が所属している漁業組合の漁船お祓いがありました。
毎年この時期、海上安全、豊漁祈願の神事をしてもらいます。

 

桟橋前に即席の祭壇を用意し、神事。

 

 

神事が終わった後は、各組合員の漁船と船長のお祓い。

 

 

そして、お札をいただきました。
毎年神事をやってもらうのは、千八百余年の歴史をもつ「おふろうさん」こと「風浪宮」。
大川の由緒ある神社です。
古代海洋民族阿曇(あずみ)氏のご子孫が代々宮司を勤められています。

 

 

ちなみに、船の名前に「丸」を付けるのは、「風浪宮」宮司さんのご先祖で初代宮司「阿曇磯良丸(あづみいそらまる)」に由来しているという説があります。
阿曇磯良丸は海洋族の酋長であり、神功皇后に従い三韓出兵の際、船団を率いた人。
半分神話上の人物です。

 

風浪宮」には、その阿曇磯良丸の木像があります。
現宮司の阿曇さんは、磯良丸から数えて六十七代目らしいです。

 

 

船名に付ける「丸」の由来が大川ゆかりの磯良丸というのは、大川の漁師としてはちょっと誇らしいです。

 

 

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