久々に有明海に行ってきました。
今回は仕事でも遊びでもなく、漁業組合の取り組みで、アサリなどの二枚貝を増やすための作業です。
砂利を詰めたネットの袋とアマモと呼ばれる道具を船に積み込み、海に向かいます。
この砂利の中に天然のアサリの赤ちゃんが入り込み育つんだとか。
ネットの砂利が外敵からアサリを守る役割を果たすそうです。
目的地に到着。
潮が引くのを待ちます。
潮が引いて海に入れるくらいになったら、アマモと砂利を箱舟に移して運びます。
杭を打ち、アマモを海底に取り付けます。
このアマモは、海苔網にビニールをたくさんつけたものです。
ビニールが藻の役割を果たし、海底に堆積した泥を除去し、アサリが育ちやすい海底にするんだそうです。
アマモの間に砂利を入れたネットを敷きつめ、作業終了。
去年アマモを設置した場所には、牡蠣がたくさんいました。
現在、有明海ではアサリなどの二枚貝が減っています。
アサリなどの貝類で生計を立てている漁師さんは仕事が減り、苦しいです。
二枚貝が増えると、そんな漁師さん達も助かり、さらに二枚貝には水の浄化能力がある為、有明海の環境回復にも繋がります。
せっかくなので、作業が終わってから潮干狩りをして帰りました。
来年はたくさんアサリが増えているといいなあ。
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