網洗いと干出

今日で種付けから13日目。
種付けから8日目くらいで、海苔芽がかろうじて肉眼視できるようになり、今では海苔網がうっすらと黒ずんできました。
といっても、まだまだ髪の毛より細く、1mmくらいです。

 

 

種付けから数日も経つと、網が汚れてきます。
網が汚れると、海苔が成長しにくくなります。
そのため、網を洗ったり干出(かんしゅつ)を行います。

 

 

 

 

 

これがその網を洗う作業。
小さな箱型の舟に噴射ノズルが付いたポンプを載せ、海水で洗っていきます。

 

 

そして、干出(かんしゅつ)。

 

 

 

 

干出とは、潮の干満の差を利用し、網を一定時間空気に触れさせ適度に乾かすこと。
干出は汚れを取り除くだけでなく、海苔の芽を強くするという効果もあります。
もちろん、乾かしすぎると汚れだけでなく海苔も傷んでしまうので、適度な乾き具合にします。

 

 

 

 

これらの日々の作業によって、健全な海苔が育ちます。

 

 

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