海苔の赤ちゃんと網洗いと干出

今日で種付けから13日目。
もう海苔はしっかり肉眼視できるくらいまで成長しました。

 

 

海苔網が部分的にうっすらと黒っぽくなっているのがわかりますか?

 

 

これは汚れではなく、海苔なんです。

 

 

近くで見るとこんな感じです。
これが海苔の赤ちゃんです。

 

 

これから日に日に成長していき、1週間もすれば元の海苔網の色がわからなくなるくらい海苔で真っ黒になります。

 

種付けから数日も経つと、網が汚れてきます。
網が汚れると、海苔が成長しにくくなります。
そのため、網を洗ったり干出(かんしゅつ)を行います。

 

 

これがその網を洗う作業。
小さな箱型の舟に噴射ノズルが付いたポンプを載せ、海水で洗っていきます。

 

そして、干出(かんしゅつ)。

 

 

 

干出とは、潮の干満の差を利用し、網を一定時間空気に触れさせ適度に乾かすこと。
干出は汚れを取り除くだけでなく、海苔の芽を強くするという効果もあります。
もちろん、乾かしすぎると汚れだけでなく海苔も傷んでしまうので、適度な乾き具合にします。

 

この作業を日々行うことで、健全な海苔が育っていきます。

 

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