かぐや方式と活性炭のアサリ

福岡県有明海区研究連合会の有明海再生の取り組みのひとつとして、昨年10月に支柱漁場に「かぐや方式」と呼ばれるアサリの稚貝を育てる装置と、稚貝と活性炭を入れたネットを設置しました。
昨日はその装置を引き上げました。
「かぐや方式」とは塩ビ管を使った装置で、その見た目と機能から竹取物語になぞらえ「かぐや方式」と呼ばれています。
アサリ不漁が続く産地で試験導入しているところも多いそうです。

 

 

アサリは設置した時と比べて少し大きくなっていました。

 

 

 

今、有明海のアサリは激減しています。
二枚貝が増えると、アサリなどの貝類で生計を立てている漁師さんも助かり、さらに二枚貝には水の浄化能力がある為、有明海の環境回復にも繋がります。
福岡県有明海区研究連合会では、今後も有明海再生の為にいろいろな活動を行っていきます。

 

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