今日、海苔網の準備が終わりました。
毎年梅雨明けくらいから海苔網の準備を始め、7月末から8月初旬に終えます。
作業内容は、シーズンが終わってきれいに洗い修繕した海苔網を専用の樹脂液に浸けてコーティングし、数十枚ずつ重ね合わせます。
樹脂液に浸けるのは、海に持って行った際に汚れにくくするため、そして海苔のタネが付きやすくするためです。
海苔網が乾いたら、浮き竹を付け、落下傘と呼ばれる海苔のタネを入れるビニール袋を付けます。
網の上にいくつも付けられている棒状のものが浮き竹で、海で網が弛まず沈まないように「浮き」の役割を果たします。
浮き竹を付け、落下傘を付けたら網を巻き、倉庫に収納します。
倉庫から出して網を広げるのは10月頃の海苔の種付けの時。
袋の中に海苔のタネを入れて海へ持っていきます。
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