先週は海苔網の準備を行っていました。
毎年梅雨が明けると、海苔網を専用の樹脂液でコーティングし、専用の干し台に重ねて乾くまで天日で干します。
海苔網を専用の樹脂液でコーティングするのは、海苔のタネが網に付きやすくし、その後の成長を助けるためです。
更に、海苔網には浮きとなる伸子棒や、海苔のタネを入れるためのビニール袋(落下傘と呼ばれている)を取り付けます。
日中は暑すぎるので、夜明け前から10時くらいまでと、夕方から日暮れまでと2回に分けて作業を行っていました。
網が乾いたら、丸めて収納します。
この海苔網が、10月には海苔の畑となります。
海苔網は糸だけど、海苔には畑なんです。
海苔養殖は海の農業です。