今年最初の海苔の入札

有明海では一番摘みも終わり、今二番摘みが行われています。
昨日は、今年最初の海苔入札会が行われました。

海苔を海で育てて収穫し、四角いシート状の乾海苔に形成するまでは生産者の仕事ですが、そこから先は生産者の手を離れ、各漁業組合で品質によって等級分けされ、入札にかけられます。

入札会は、海苔の見本が入った箱が等級別に並び、それを入札指定を受けた商社が吟味していきます。
入札なので、一番高い値を付けた商社が落札します。

↓入札会場の模様。
http://www.youtube.com/watch?v=0dlviIzS6DY

こうやって入札で商社の手に渡った海苔は、加工されたり更に別の海苔商社に流れたりして商品化され、お店に並びます。
うちも一部の海苔を販売していますが、ほとんどは漁業組合に出荷し、入札にかけられます。

それにしても、今年の海苔は良くないです。
天候や海況がよくなかったため、近年になく海苔の品質が悪く、量も少ないです。
入札会場にも例年に比べると、質、量ともにいいものが集まらなかったそうです。
今年は不作年っぽいです。。。

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