今月5日から行き始めた支柱立ても終盤になりました。
支柱置き場から船に積み込み、汐の時間に合わせて出港します。
支柱は海底に刺すため、ある程度潮が引いた時間帯に支柱立ての作業を行います。
専用の間尺(けんじゃく)と呼ばれるロープを使って、支柱を立てる位置を測り、そして海底に刺します。
支柱は船の上から人の力で海底に突き刺して立てるので、結構体力を使います。
暑い日中は特に疲れます。
海は潮流れや天候によっては波風があるため、船の上から支柱をきれいに立てるのは技術を要します。
支柱は一日に100本以上、多い日で200本以上は持って行きます。
支柱を立て終えて帰港したら、翌日立てる支柱を船に積み込みます。
台風24号の影響のため、昨日から海は行っていません。
船は避難港へ避難しました。
台風がひどければ、せっかく立てた支柱が倒れてまた立て直すこともあります。
支柱立てが始まる9月以降は、陸上だけでなく海の心配もしないといけません。
昨日は台風25号が発生しました。
来月頭には支柱立てが終わる予定でしたが、海に出れない日が続くためもうしばらくかかりそうです。