28日、福岡県では今日から冷凍網張りでした。
冷凍網張りは、海に行く前にマイナス30℃に保たれた冷凍庫で保管された冷凍網を持ち出し、出航します。
下の写真、冷凍庫に保管してあるコンテナの中に入っているのは、5㎝前後成長した海苔の網、つまり冷凍網です。
海へ行き、網を張ります。
海で自然解凍され、冬眠から目覚めた海苔はまた成長し始めます。
それが年明けの海苔の収穫に繋がります。
冷凍網については過去のブログをご覧ください。
http://ariakesuisan.com/2010/11/23/%e5%86%b7%e5%87%8d%e7%b6%b2%e4%bd%9c%e6%a5%ad/
今日は昼前からあいにくの強風。
横なぐりの西風が吹き荒れ、荒天になりかけた時に今日の網張りが終わりました。
荒天のため持って行った網を全部張りきれず、途中で切り上げて網を持ち帰った生産者も結構いたみたいです。
持ち帰った網はまた冷凍庫に入れ、次出航する際に出庫します。
海苔の仕事は天候に左右されることが多いです。
年末年始はずっと天候が思わしくないのが気がかりです。
明日も冷凍網張りに行ってきます。
風おさまるといいなあ。