海苔の入札会

昨日、今年最初の海苔入札会が行われました。
入札は海苔の収穫期間の11月から4月までの間に10回行われます。

 

 

海苔を海で育てて収穫し、四角いシート状の乾海苔に形成するまでは生産者の仕事ですが、そこから先は生産者の手を離れ、各漁業組合で品質によって等級分けされ、入札にかけられます。
入札会は、海苔の見本が入った箱が等級別に並び、それを入札指定を受けた商社が吟味していきます。
入札なので、一番高い値を付けた商社が落札します。
海苔の入札の値段は生産者の収入に直接繋がっているので、生産者にとっても入札結果は毎回気になります。

 

こうやって入札で商社の手に渡った海苔は、加工されたり更に別の海苔商社に流れたりして商品化され、お店に並びます。

 

 

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