だいぶブログ放置してました。
現在、海苔は10番摘みを終え11番摘みに入りました。
今シーズンの海苔養殖も終わりが見えてきました。
もうこのくらいになると、長いシーズンの中での海況や天候、病害等の影響で海苔もだいぶ衰えてきます。
上の写真、左は2番摘みの海苔で、右はここ最近の海苔です。
海の栄養が少なくなってくると、海苔の色がだんだん浅くなっていきます。
ひどい漁場では、もっと色が浅く、段ボールみたいな色の海苔になります。
これを「色落ち」と言い、色落ちがひどい海苔は製品化しても商品としての価値がないため、もう生産終了となります。
海の栄養は、雨が降ることによって山や川から流れこんできます。
適度な雨量だといいんですけど、逆に多すぎると今度は病気が蔓延します。
ここのところ雨続きだったため、他にも病気が蔓延しやすい要因もあり、病害が一気に広がりました。
ひどい場合は生産不能になります。
有明海の海苔シーズンは、長くても4月上旬まで。
もう残り1ヶ月です。
それまで頑張ります。