早いものでもう8月。
いよいよ9月から海で海苔を育てる準備を始めます。
先月末から今月頭にかけて、海苔を育てるための海苔網を準備しました。
上の写真を見てもらうとわかるように、海苔網から海苔が生えてますよね?
そう、海苔網は海苔にとってプランターみたいなもの。
まずは、シーズンが終わってきれいに洗い修繕した海苔網を30枚ずつ重ね合わせます。
そこに浮き竹を付け、海苔の種を入れる袋を付けます。
網の上にいくつも付けられている棒状のものが浮き竹です。
これは網が弛まず張った状態にするため、そして海で網が沈まないように「浮き」の役割を果たします。
今はプラスチック製ですが、昔は竹でした。
そして、これが海苔のたねを入れるための袋。
ちなみに、海苔のたねは牡蠣(かき)の殻の中でできあがります。
牡蠣の殻が黒くなっているのがわかりますか?
簡単に言えば、それが海苔のたねです。
なぜ海苔のたねが牡蠣の殻でできるのか?
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.nori-japan.com/seisan/seisan-index.html
その海苔のたねが入った牡蠣殻を袋に入れるのは、10月頃の作業になります。
なので、今は準備だけ。
浮き竹を付け、袋を付けたら網を巻きます。
巻かれた海苔網は、倉庫の中で10月頃の海苔の種付けを待ちます。
海苔の種付けまで、あと2ヶ月ちょっとです。