海苔は日本以外でも作られ、食べられています。
主な世界の産地は中国と韓国ですが、アメリカやイギリス、ニュージーランドの一部でも作られています。
先日、イギリスの海苔をいただきました。
イギリスといっても、ウェールズ地方の地方色が強い食材です。
イギリス全土で食べられているわけではありません。
海岸に生えている海苔を摘み取って、よく洗ってからそのまま煮込んだペースト状の海苔が食品として市場で販売されているそうです。
それがこれ。
缶を開けてみると、オイル漬けした海苔らしき海藻が。
磯の香りが強く、塩味以外は特に味付けもなく、海苔とは別の海藻を食べている感じでした。
日本人の味覚には合わないかもしれません。
イギリスのウェールズ地方では、この海苔をトーストやいろんな料理に付けて食べるそうです。
ちなみに、ウェールズ地方出身のC・W・ニコルさんの話では、日本のように海苔を乾燥せずに煮込んでペースト状にするのは快晴の日が少ない土地柄のためだとか。
そうそう、イギリス発のこんな記事も見つけました。
「朝食に海苔トースト」でダイエット効果が。
http://www.yukawanet.com/archives/4180148.html
イメージ画像は見た目ちょっとグロいですが、日本でも「朝食に海苔トースト」が流行る日が来るかもしれません。