2月下旬までは海苔の色落ちで振り回され、回復の見込みが薄い漁場の網を撤去しましたが、2月末の春の嵐以降、まとまった雨が降る日があり、一部の漁場で海苔の色が回復しました。
喜んだのも束の間、今度は一気に病害が蔓延し、ほとんどの漁場が生産不能に陥りました。
毎年暖かくなる3月は病害の進行が早いので用心はしていましたが、今年は特に進行が早かったです。
気温の上昇に伴う海水温の上昇だけでなく、小潮と降雨による低比重といった悪条件も重なったこともあり、あっという間にやられました。
海苔網の白くなった部分が病害にやられた跡です。
予定よりも漁期が早く終わりそうです。
生産を終えた海苔網は海から撤去し、陸揚げします。
陸揚げした網は、漁港に設置している網袋に入れます。
もう少し粘って生産したかったのですが、この網袋がいっぱいになる日ももう目前です。。。