6月7日に千葉県市川市で開催された第67回浅海増殖研究発表全国大会に参加してきました。
毎年この時期、どこかの都道府県で開催される海苔メインの研究発表会なのですが、私が所属する福岡県有明海区研究連合会も毎年参加しています。
昨年は福岡県有明海区研究連合会の発表者として大川漁協研究会会長の私が選ばれ、ガチガチに緊張しながらも発表し、なんと栄えある農林水産大臣賞を受賞することができました。
今年はその受賞旗の返還も兼ねての参加です。
昨年農林水産大臣賞を受賞した福岡県有明海区研究連合会の須崎連合会長による開会宣言のあと、受賞旗返還がありました。
それから、各産地による研究課題発表が行われました。
今年は福岡県以外は、千葉、三重、佐賀、熊本の5県によって発表が行われました。
今年の福岡県有明海区研究連合会の発表者は、大和漁協の平川研究会長です。
素晴らしい発表でしたが、今年は千葉県研究連合会が農林水産大臣賞を受賞しました。
福岡は水産庁長官賞でした。
千葉県をはじめ、みなさんとてもいい発表内容でした。
そして翌日は、千葉県富津市の新富津漁協へ視察に行きました。
有明海では行われていない海苔養殖技術や道具を見せていただきました。
産地によって、海苔養殖のやり方はいろいろ違います。
お互い知らないことも多いです。
短い時間でしたが、新富津漁協の同世代の海苔漁師意見交換を行い、大変勉強になりました。
さらに翌日には、朝の築地へ。
築地の金子海苔店さん、伊藤海苔店さんへお邪魔しました。
どの産地や県の海苔を使われているか、お客様の反応など、いろいろと教えていただきました。
その日の昼の便で福岡へ戻りました。
実りある東京・千葉への旅でした。