海苔シーズンが終わる前に海から持ち帰った海苔網。
持ち帰った海苔網は、シートをかぶせて海苔を腐らせた後、網をきれいに洗い、破れた個所を繕います。
海苔網の手前にあるのは、「あぐり」という網を繕う道具。
たぶん、「網(あみ)を繰(く)る」から「あぐり」というんだと思います。
白い糸の部分が網を繕った箇所。
繕い終えた海苔網は、専用の干し台に一枚ずつ広げていきます。
広げながら、修繕の見落としがないかチェックします。
この重ねた海苔網は3枚でまとめた後、たたんで収納します。
網は全部で1000枚くらいあるので、5月から6月にかけては網の修理と準備の日々です。