7番摘みと色落ちの始まり

現在、6回目(6番摘み)も終わり7回目(7番摘み)です。
だいぶ海苔も品質が落ちてきました。
それとともに、現在有明海では海の栄養がほとんどないため、海苔の色も少し浅くなってきました。

 

 

1月上旬に収穫した一番摘みと今の海苔を比べてみました。
写真だと違いがわかりずらいですが、どちらが今の海苔かわかりますか?

 

海の栄養がなくなると、栄養を吸収できなくなった海苔はだんだん色が落ちて黒から茶色に、さらに悪化すると段ボールのような色から黄色に近い色になります。
これを「色落ち」と言います。

 

 

色落ちがひどい海苔は商品として使えないため、そこで生産終了となります。

 

有明海では、漁場によっては色落ちのため生産を止めたところもあるみたいですが、まだまだ品質の良い海苔が採れている漁場もあります。
漁期はもうしばらく続きます。

 

【お知らせ】
KBCラジオ『中野ユキヒロの九州の食と文化応援隊』で、アリアケスイサンの海苔を紹介していただくことになりました!
23日(月)の12:40~12:45です。
よかったら聴いてくださいね。
http://www.kbc.co.jp/r-radio/kubara/

 

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