本日、大川漁協の漁業者で海にアサリ採苗器とサルボウ採苗器を設置しに行きました。
アサリ採苗器とは、ネットに砂利を詰めただけのシンプルなものです。
砂利の中に天然のアサリの赤ちゃんが入り込み成長します。
ネットの砂利は外敵からアサリを守る役割を果たします。
サルボウとは赤貝の一種で、サルボウ採苗器とは、竹を割いたものにシュロを挟みこんだものです。
シュロの部分にサルボウの稚貝が付き、大きくなったら下に落ちます。
この二種類の採苗器を二手に分かれて設置しに行きました。
サルボウ採苗器は潮が引いてから海に入り、干潟に刺しました。
そしてアサリ採苗器は、干潟の上にパレットを敷き、その上に砂利ネットを載せました。
砂利ネットが干潟の泥に埋まらないように、今年からパレットを敷いています。
昨年設置した砂利ネットには、丸々としたアサリが入っていました。
このアサリが卵を産むことによってアサリが増えていくことでしょう。
皆、少しずつでも貝類が増えて欲しいという思いで活動しています。