先週から、初摘みを終えて二回摘みを始めました。
初摘みが終わっても、同じ海苔網の海苔が成長すると再び収穫します。
2回摘み、3回摘みと、摘み採った後の海苔が成長する度に繰り返し海苔摘みを行います。
今年の海苔は、水温が低いため伸びは遅いですが、じっくり伸びているためうまみ成分が詰まっています。
そして、水温が低いことが幸いして、病害も大した被害はありません。
潮が引いた時間帯の海苔網。
病害対策のため、潮が引いた時に海苔網が吊り上がる水位を高めにしています。
ずっと海の中に浸かったままだと、すぐに病害にやられてしまいます。
こうやって海から出て空気に晒される時間を長くすると、成長は緩やかになりますが病害を防ぐことができます。
潮の干満の差が大きい有明海ならではの養殖方法です。
大牟田川河口から望む海苔漁場。
潮が引いた時の海苔漁場は冬の風物詩です。