今月25日、秋芽網の終了でした。
ろくに収穫の現場のことを書かずに終了を迎えてしまいました(笑。
福岡県や佐賀県などは秋芽網の撤去日というものがあり、その日までに生産を終え、網を撤去しなければいけません(他の県や生産地では撤去日というものがないところもあります)。
今年の福岡県の撤去日は25日。
秋芽網というのは、海苔の種付けをしてからそのまま海で育成し、収穫する網。
通常、網1枚で5回前後収穫し、秋芽網撤去日までに海から撤去します。
撤去日から数日後、今度は冷凍網張り込み日に一斉に冷凍庫から冷凍網を出庫し、海に網を張ります。
そこから次の海苔の育成、収穫が始まります。
海苔はいわば二期作。
秋芽網や冷凍網については、過去のブログをご覧ください。
http://ariakesuisan.com/2010/11/23/%e5%86%b7%e5%87%8d%e7%b6%b2%e4%bd%9c%e6%a5%ad/
海から撤去した網は、漁港に積み上げ、シートを被せて海苔を腐らせます。
海苔を腐らせてから網をきれいに洗い、来シーズンも使えるように補修します。
ちなみに、うちは22日に収穫を終え、24日に網を全部海から撤去しました。
福岡県は冷凍網の張り込み日は28日。
それまでの数日が、生産の合間のほっと一息つける休日です。
冷凍網張り »