網洗いと干出(かんしゅつ)

種付けから9日目。
顕微鏡で見る海苔ももうだいぶ大きくなり、この頃にはようやく肉眼視できるくらいのサイズまで成長しています。
今年はまだ肉眼視できてませんが、あと2、3日すればはっきりと見えるようになると思います。

種付けから数日も経つと、網が汚れてきます。
網が汚れると、海苔が成長しにくくなります。
そのため、網を洗ったり干出(かんしゅつ)を行います。

これがその網を洗う作業。
小さな箱型の舟に噴射ノズルが付いたポンプを載せ、海水で洗っていきます。

そして、干出(かんしゅつ)。

干出とは、潮の干満の差を利用し、網を一定時間空気に触れさせある程度乾かすこと。
網は支柱に付けた綱で固定されているため、潮が引くと宙吊りになります。
干出は汚れを取り除くだけでなく、海苔の芽を強くするという効果もあります。
もちろん、海苔も海藻なので、乾かしすぎは禁物。
あくまで適度な乾き具合が大切です。

海苔芽がはっきり肉眼視できるくらい成長したら、写真UPします。

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